Provision Custom Order VTE-All Rose Natural Callahan Pickup 【オールローズ】【ラッカーフィニッシュ】【爆鳴り個体】【軽量個体】【重量3.44kg】【当店カスタムオーダー品】【カラハンピックアップ搭載】【新品】

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当店ではオールローズ祭りを開催中! 様々なメーカーのオールローズを見たいが為にオーダーをしてしまいました! こちらの個体はオーソドックスにくり抜きによる軽量化と、薄いメイプルを間に挟こんだ仕様です!



世の中にオールローズは少数とは言え、Fender社を始めとして複数のブランドが製作をして来たギターです。
これは世界で最も愛されたバンドの一つである、ビートルズのギタリスト"ジョージ・ハリスン"にFender社がオールローズテレを贈った事から、ギターキッズ達のロマンとなった事が発端です。


まずこの個体のオールローズテレの何が素晴らしいかというと、"使える音"のギターであるという点です。


世の中にオールローズは少数とは言え、Fender社を始めとして複数のブランドが製作をして来たギターです。
これは世界で最も愛されたバンドの一つである、ビートルズのギタリスト"ジョージ・ハリスン"にFender社がオールローズテレを贈った事から、ギターキッズ達のロマンとなった事が発端です。
その夢やロマンを求めてFender Japanやその他ブランドのオールローズテレを購入した方も多いのではないでしょうか。
しかし、そういったオールローズを購入した、または触ったことがある方に一点投げかけたい質問がございます。


Q.オールローズテレは使いやすいですか?


サウンドの良し悪しは人それぞれで、私が良い悪いを判断する事ではございません。(個人的には愛してます)
しかし、使い勝手の良さという観点から見ると、オールローズは決して使い勝手の良いギターとは言えません。
どう音作りをしても音に強いクセが残ってしまい、"自分の音"でセッティングが出来ずむしろ"ギターの音に合わせてセッティングをする"という本末転倒な状況となってしまいます。
もちろんこのじゃじゃ馬感がオールローズの魅力なのですが、バンドやセッション、レコーディングの場面では落第生の烙印を押されかねない特徴となっております。

それら諸々を了解した上でオールローズを使うプレイヤーは本当にオールローズを愛しているのだと思います。

しかし、オールローズで使い勝手の良いギターが欲しいとは思わないでしょうか。
そんなニーズにプロビジョンは本気で応えてくれました。


今回のオーダーをするに当たって定めたコンセプトは、"基本はオリジナルのオールローズ同様のスペックでありながらも、演奏性は日本人向けな使えるギター"でした。


まずオールローズが敬遠される理由の一つとして、"重すぎる"という弱点がございます。
テレシェイプでも基本4kg以上の重量になる事が殆どですが、この個体は驚異の3.44kgと3.5kgを下回っております!
この理由としましては、内部構造(チェンバード)にあるのですが、オールローズでこのレベルの重量の個体は殆どございません。


ネックシェイプ等に関してですが、こちらの個体のネックシェイプは手が小さい方が多い日本人の為に製作するギターという点を考慮して、プロビジョンの標準ネックを採用しております。
プロビジョンの標準的なUシェイプは現代の音楽に非常にマッチしたネックとなっており、一言で言い表すならば、"薄すぎず太すぎず"な丁度良いシェイプです。
IbanezのRGシリーズ程は薄くはありませんが程良い肉厚感である為、ネックを握り込んでプレイする方やクラシックスタイルで親指をネック裏に沿わせるプレイを好む方共に弾きやすいのではないかと思われます。


更にサウンドメイクに関しても非常に使い勝手が良いのがこの個体の特徴です。


まずオールローズ云々は関係なくサウンドを向上させる為に採用したのが、オールラッカー(極薄仕様)塗装でした。
オリジナルのオールローズもそうでしたが、基本的に現代の復刻品はウレタン塗装(ヴィンテージはポリエステル)を採用しております。
ウレタンやポリ塗装は耐久性や安定性がある反面、木材そのものの鳴りを抑え込み殺してしまう為、ビンテージタイプのサウンドを求める上では少々デメリットが多い塗装です。

一方ラッカー塗装はウレタンと比べて強度こそ弱いですが、経年変化によるクラックが傷の具合がナチュラル且つ雰囲気のあるルックスを作り出します。
また、サウンド的にもギターが育つ塗装であるので、今後数十年弾き続ける事でギターはより良いサウンドへと進化していきます。


次にこの個体におけるサウンドの特徴に関してでございます。

こちらの個体のみ当社から供給をした特殊なピックアップを搭載しており、さらに素晴らしいサウンドを発揮する個体へと生まれ変わりました。
ピックアップには、元Fender Custom Shop Senior Master BuilderのJ.W.Balck氏が自身のプライベートブランドのギターに搭載している、Callahan PickupのJWB-JC#2を搭載致しました。

カラハンピックアップに変更した事で、別個体のオールローズと全く異なるサウンドに仕上がりました。

このピックアップの特性もあり、クリーンやクランチでもサウンドにガッツと煌びやかな鈴鳴り感が前面に出てくるので、この個体は他に類を見ない極上のトーンを創り出しているのです。

フロントやリア単体のサウンドもトップクラスに優れたサウンドですが、出来ればハーフトーンを試して頂きたいと願います。
甘くも鮮やかなサウンドはこちらの個体でしか味わえない唯一無二のサウンドでございます。


そして最後に述べるべくはルックスについてでしょう。
最高です!
半艶塗装をその身に纏ったローズウッドの色気と言ったら最高以外の言葉がございません。
ボディーにもネックにも言えるのですが、この個体の素晴らしい点はローズの木目があまりにもカッコいいところもまた最高なのです。
激しく主張する一本一本の導管がローズウッドとはかくあるべきと言わんばかりに入り乱れ、もはやカッコいいを通り越してエロティシズムすら感じさせる程の"美"を誇ります。

そして何よりボディーサイドを走る薄いメイプルのラインがルックスにメリハリを生み出しており、非常に色っぽい見た目へと昇華させているのです。



長々とこの個体に関して主観的な記載を重ねてしまいましたが、客観的に見たとしても本当に良いギターであると確信しております。

去年に楽器用に関してはワシントン条約(Cites)の規制から除外されたローズウッドですが、ローズは未だ絶滅危惧種のままです。
またいつ規制されるか分からないからこそ、今このチャンスを逃さずにご検討下さい。



＜BODY＞

Body:Indian Rosewood 2-Piece/Maple
Finish:Old Lacquer
Body Thickness:45mm

＜NECK＞
Neck Wood:Indian Rosewood
Fingerboard:Indian Rosewood
Neck Shape:U
Nut:Bone
Scale:25.5" (648mm)
Nut Wide:42mm
Radius:180R (7.25")
Frets:21F 1.0mm×2.0mm
Finish:Old Lacquer

＜HARDWARE＞
Tuners:Gotoh SD91-05MLN
Hardware:Chrome

＜ELECTRONICS＞
Pickups:Callahan Pickup JWB-JC#2 ×2
Pot:Custom CTS250KA (Inch) ×2
Jack:Switch Craft (Inch)
Switch:CRL-3 (Inch)
Controls:1Volume 1Tone(with Ceramic condenser #473), 3-Way Blade Switch

重量:3.44kg

正規保証書、付属品一式、Semi Hard Case付属

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黒澤楽器店池袋店エレキ本館輸入・ハイエンドギターコーナー
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